天王寺の7坂+2坂を行く
上町台地は西に険しく東はなだらか。西側はほんとに崖っぷち!! なぜかというと西側は最近(縄文時代)まで海だったんですものです。北から南下、全ての坂を網羅しました。
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高津宮の坂、一番初めに行った北上している道。名前は付いていないのかな?ここは一旦下がってから上がるこの坂。どんな崖っぷち体験ができるのだろうかと…興味津々。高津宮の西側の崖っぷちのジグザグ坂は三下り半の坂と言われ、縁切り坂とも言われてます。(そこはまだ描いていません。)
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旧社格は官幣大社の「生國魂神社」の境内には沢山の小社があります。その中の1つ鴫野神社は「みいさん(蛇)の社」。かつてはここに蛇を奉納する人が多く、裏の塚の木は蛇だらけだったとか…。女が昔、蛇の鱗模様の長襦袢を着るのは、外敵から守る為、もう1つは女の業を封じ込める為。社の横は崖っぷち。日本人の精神性の高さを感じさせられる社でした。
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口縄(くちなわ)坂。くちなわとは蛇のことで、昔は蛇のように曲がりくねった坂道だったようです。この付近には文人たちが多く住み、情緒ある名前がつけられています。今は綺麗な石段で整備されていますが、かつてはこんなだったのかと、想像を巡らせてちょっと蛇のように描いてみました。
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坂道の石組を見ているとどこも凝っていて、管理もよくされています。寺や社の中はともかく、大阪の情緒ある風景には税金の力も投入されている様子。真田幸村ブームからこっち、パワースポットブームもあいまって、訪れる人も多いようです。
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